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浜錦の仔引き 今年3腹目

みなさんこんにちは、鈴木東錦の真髄です。名前は鈴木東錦の真髄なのに更新する記事はパールです。

ここ最近は雨がよく降ります。ベランダで繁殖させている60cm水槽のミジンコにとっては恵の雨です。ミジンコってなかなか厄介なもので、2,3日汲み置きした程度の水道水じゃ死んじゃいますからね…。

エサは週に1回ビール酵母エビオス錠を4,5錠小さいコップに水で溶かしてぶち込んでます。ミジンコ自体をエサとして使うのもこれがなかなか難しい…。

稚魚のエサとしては至高のミジンコ、いざエサとして投入すると、繁殖できるサイズの親ミジンコはブラインシュリンプのお世話になってる稚魚の口には入らない。稚魚の飼育水が合わないのかそこで繁殖せずに死んでしまうことが多かったり…。

稚魚が親ミジンコを食べれるサイズになると今度は繁殖が追いつかない…等々。ミジンコを大量繁殖して年中投入できるような永久機関ができる大きいプールがほしいですね…。もちろんそんなスペースがあるはずもなく…。

室内で60cm水槽丸々一個使って繁殖をしてもいいのですがそうは問屋がおろさない…。

稚魚の活餌としてもミジンコと肩を並べる優秀な存在…。

ボウフラが私に牙をむきます!

そう、室内でやれば当然ボウフラが羽化して蚊になり、私が刺されまくって大変なことになります…。それこそ寝てるときにざわざわ耳元に近づきブンブン飛んでる音のうっとおしさは尋常ではありません。

それのためにわざわざ蚊取り線香を設置してまでやることなのかと言われると・・・ね・・・。ミジンコの有効な活用方法は今のところ、エサの食いが悪かったり体調がイマイチな魚に対して、消化不良を起こしにくい活餌として使うくらいです。

全滅させるのも勿体無いのでとりあえず維持はしますが…。そろそろタイトル回収にいきたいと思います。浜錦の今年3腹目の仔引きに成功しました。
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↑何度もこのブログに登場している、去年10月に丸照養魚場の小売専門店にて購入し、現在は優秀な種親として大活躍中の優秀な雄の浜錦です。先月ブログにも載せてますが…。

それにしても肉瘤も発達がすごいです。そろそろその成長もこの辺りで落ち着いてほしいところ…。あまり大きくなりすぎると眼を覆うのでエサを上手く食べれなくなる等の動作に支障が出てきそうです。それにしても尾形といい全体のバランスといい絵になる個体です。
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↑肉瘤の本格的な発達が始まったのは、年を明け2月くらいからで、5月くらいからそれがさらに加速した記憶…。

↑最近動画を自粛してブログが少し軽くなったので久々の動画です。頭の割りに意外とまっすぐスムーズに泳ぎます。これが浜錦最大の魅力かもしれません。それだけ全体のバランスが優れているのでしょうね。

肉瘤の発達は、身体の成長が落ち着いてきて緩やかになったときに、二次性徴的な感じに出てくるのではないかと考えています。

血統や品種、それこそ個体にもよるのですが、傾向としてその発達は雄のほうが早く、雌も発達しますがそれよりも先に、親魚として産卵が出来るようになるためのさらなる身体の成長が必要で、雄よりも準備期間が長いため、その分肉瘤の発達が遅いのではないかと感じています。

事実として雄の産卵適齢は2~4才で、雌は3~5才とありとあらゆる資料に表記されています。もちろん肉瘤の無い品種もたくさんいますし、成長のしかたも品種によって様々なので、あくまで推測の域を出ませんが…。

肉瘤のある品種で確認していくといいかもしれません。他にウチではこの傾向が鈴木東で確認できています。
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↑もうこれ前見えてないよね…。人によっては発達しすぎた肉瘤がグロテスクに見えてしまうことから好き嫌いが分かれる浜錦ですが、あるとき光明が…。

それは実家にて、庭でいつも通り水換えなどの作業をしていた時…。近所の子供たちがウチの庭の池の金魚を眺めていたので、その際にホーローに掬い上げて近くで見せてあげた浜錦に対して一人の女の子が…。

「頭に桃乗っかってる!」

私「!?そうか桃か!なるほど!」

私の脳髄に電撃が走りましたね。確かに綺麗に二つに割れた水泡状の肉瘤は見様によっては桃に見えないこともない…!意外にも今まで私には無い発想と感性に脱帽ですよ。

そういう何かに置き換えた説明をすれば、浜錦ももっと様々な人に受け入れられるかもしれないと…。それこそ別品種だと茶金…茶色い金魚。銅色と言われるような色彩ですが、これも別な発想ではチョコレート色ととらえることもできるはず…。

チョコレートオランダと表記してバレンタインデーのコラボに…なんてね。この浜錦の雄親だけでどんだけ文章長いんだ!とそろそろ言われそうなので、次のお話に行きたいと思います。
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↑雄と比較すると、わりといつも紹介がお粗末な気がしないでもない雌の浜錦です。パール鱗の乗りが良くないこと以外は悪いところの見当たりません。

同じように身体の成長が落ち着いてきて、最近肉瘤が出始めているのですが、もう一回り大きくなってほしいところです…。安定のこの2尾で仔引きを行ったのですが、一つ気になることが…。

雌の卵の量がいつも少ないんですよね…。サイズが少々足りないのもあるのですが、他の雌親と比べて通常の半分も無いです…。同じくらいのサイズの三色東海(浅葱)の雌親のほうが遥かに多いんですよ。

雄も雄で、精子の量がいつも足りず、受精率がよくないのが悩みどころだったのですが、今回は春とは違い、9割くらいの驚異的な受精率を誇りました。まあこれはそれぞれの状態の良し悪しや時間もあったりするのですが…。
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↑底面に見られる丸い黒い何かは浮き草の枯れ葉です。側面に見られるのは一応で投入してみたミジンコです。ブラインシュリンプの死骸とかを食べてくれることを期待して…。

まだブラインシュリンプをやり始めて5日ほどなのですが、成長は可もなく不可もなくといったところ。

気になるのは、今回は奇形が多かったことでしょうか。同じ日・時間・条件下で三色東海の稚魚たちも生まれているのですが、そちらは非常に奇形が少なく出来が良いだけに、親魚の状態面が少し良くなかったのかもしれません。

受精率は高かったものの奇形が多く、三色東海錦たちと比べると母数も大分少ないですが、むしろそういう時の方が過密になりにくく成長が良いことが多いので、孵化した段階での全体の出来の悪さで、三色東海錦たちにアドバンテージを取られていますが、巻き返しがあるかもしれません。
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↑おまけとして、ここ2年くらい種親として活躍し、今もゆっくりではあるものの、見栄えよく成長を続ける鈴木東の雄ですが↓
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↑この組み合わせでの仔引きも一応やってみました。雄の方が今年の7月頃より身体的にもう一回り成長したいのか、食べることに夢中になり、産卵はすっかりお休みに入り、腹を触れられることすら全力で拒否していたのですが、11月に入ったくらいから追星が出始めました。

それでもまだまだ産卵本調子ではなく、精子の量もイマイチだったので、受精しているかわかりませんが、浜錦の稚魚たちと一緒の容器で飼育しているので、受精していればもしかしたらその中から少ないものの、モザイク透明鱗個体が出てくるかもしれません。

実はこの組み合わせは7月上旬に行っており、その際の稚魚の出来はよかったのですが、札幌に戻る際のフェリーの長時間移動に耐えることができず、ほとんどが落ちてしまいお蔵入りとなっていました。

狙いはもちろん珠錦の復元です。キャリコ高頭パールにはないドカッと発達した浜錦の頭・鈴木東錦の色彩・浜錦のような中間型パール鱗。平たく言えば綺麗なキャリコ浜錦ですよね。

パール鱗の乗りの悪さが鈴木東との交配でさらに悪くなりそうだな…。

今のところ予想としては浜錦体型と、その中間型の体型の桜色のモザイク透明鱗と普通鱗が1:1で生まれてくるはず。そこから得られる褪色しない普通鱗×モザイクで交配すれば可能性はあるはず…。

以前鈴木東♂×キャリコ高頭パール♀で作れないものかとやってみたことがあるのですが、その場合は綺麗なキャリコ柄を得ることは出来たものの、肉瘤がまったく発達せず、パール鱗の乗りも非常に悪くかなり微妙な出来になってしまったのです。F1とはいえいきなり肉瘤が無くなるのはちょっと…。

今回の組み合わせはそれよりは色彩が落ちるものの、浜錦くらいの肉瘤発達パワーがあれば肉瘤は落とさず維持できるのではないかと考えたわけです。雄くらいあったらもっと良かったんですけどね。

浜錦♂×鈴木東♀もやってみたいところですが、ウチでたくさん仔を出している有能な雌は普通鱗の黒なのでほぼ普通鱗しか生まれない…。

キャリコの雌が札幌にいるのですが、そちらは若干サイズが足りないのと肉瘤が小さいという問題がね…。そちらは今までの結果から、おそらく鈴木東体型の桜色と普通鱗ができると思います。関東アズマパール、鈴木東♀×キャリコ高頭パール♂で出来ないかな…。
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↑2015年春にウチで生まれたキャリコ高頭パールが一応いますが、見ての通り肉瘤がとても小さい…。パール鱗の乗りはすこぶる良好で色彩も申し分ないだけになんとも…。黒が強いほうが雄です。両方とも尾の前掛りが弱く、浜錦と比較するとちょっと落ちます。
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↑今まで病気知らずで精子の出も驚くほど良く、キャリコ高頭パール自体が2015年のお祭りの際に大変人気があったので、なんとかもう一度作りたいところです。最近成長しています。
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↑現在大変私の頭を抱えさせている雌です。サイズも出てこないしお腹も出来上がってくる気配が無い…。気長に待ちたいところですが、雄のほうの状態が非常に良いことから、それに合わせて別に雌を探してくるのもありなのかもしれません。

穂竜を今後種親として使えたら面白いんですけどね…。
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↑そう、穂竜をね…。こっちは良い話。この前の丸照の小売店にて購入したうちの1尾は状態を完全に持ち直したので、少し前にパールたちと60cmプラケースにて合流させました。この個体が雌だったら良いんですけどね…。雄っぽいんだよなぁ…。私もそのつもりで選びましたし…。

もう一尾?ああ・・・もう1尾は、死んではいないのですが…。こっちは悪い話です。
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↑あれからも状態が上向かず、エサもほとんど食べません。それでもこのまま食べなければやせ衰えて体力が落ち衰弱死するのは目に見えてるので、それを少しでも遅らせ僅かな可能性にかけて、少しでも消化に良い冷凍アカムシや活きミジンコを与えるようにしています。

もうありとあらゆる治療を試し、打つ手の無い状況であり、一度治療をストップして様子見していたら、写真のように両エラが水脹れみたいに晴れ上がってきてしまいました。
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↑それも進行してエラ自体を動かせなくなり呼吸困難に陥っていたので、小さいハサミで切開し、メチレンを綿棒塗布するという荒業を最近行いました。
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↑イソジンだと、流石にエラの表側の塗り込んだ箇所から隙間に流れ込んで事故死する可能性があるので、それならと少しでもそのリスクが少なく殺菌成分は強くないものの、メチレンなら気休めにはなると判断。
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↑腹回りの穴あき病もちょっと気を抜くとすぐに再発するので油断できません。消毒してから2,3日は落ち着きます。
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↑両エラの水脹れを切開して消毒してからは、エラが正常に動かせるようになり、少しだけ状態が上向きましたが、ヒレが痩せ始めています。原因がわからないだけにまさに奇病です…。ガマガエル症候群の両エラバージョン…?

そこから今度は、頭近くの背中周りに軽度のガマガエル症候群を確認したので、もう3回目になるエルバージュエース再投与で現在様子見中です…。穂竜という品種が虚弱なのではなく、この個体の問題でしょうね…。

一応効くかわかりませんが、内臓疾患かもしれないことも考慮して、最近は人口飼料(おとひめEP1)にエルバージュエースを染み込ませ、それをドライヤーを使って乾燥させたものを経口投与したりもしています。

あと一週間でウチに迎え入れてから一ヶ月になりますが、厳しい状態が続きます…。これが先天的な体質の弱さによるものだとすると、その弱さが仔にも出てしまう可能性がありますが、後天的なものだとしたら、今の状態から脱出できればなんとかなるかもしれません。

この長期にわたる病気のダメージは、当然シャレになるものではなく、仔引きなんて現状とても考えられないですが…。

ただ生きているだけで、治療というより延命処置といえるものなので、私の精神もゴリゴリと削っていきます。どうしたら良いんでしょうね…。一ヶ月生き続けてることから、なんとかなるかもしれないと思ってはいるのですが…。

次穂竜の話するときは明るい話だけにしたいですね…。

最後に、今年春に生まれた浜錦のお話をしたいと思います↓
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↑こちらはもう見るからに健康です。現在は、埼玉養殖魚まつりにて購入した5尾のもみじ蝶尾と混永させています。最近は何尾かが浜錦としての素質の片鱗を見せ始め、肉瘤の発達が始まっています。
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↑ただ、発達しているものがどれも少し身体の成長が緩やかになってきているものなのが気になります。親魚も本格的な肉瘤の発達は2歳の春以降だったので、この時期にあまり発達しないでいる個体のほうが、最終的には綺麗に仕上がるのかもしれません。
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↑このパール鱗の乗りの悪いものたちは一体どうすればいいんでしょう…。体型的にもそれだけ母親に似てるってことなんですけどね…。せめて鱗は雄に似てほしいね・・・。
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↑パール鱗だけでいえばこの個体が一番です。浜錦において背中周りまでパール鱗が出来上がるものはなかなか見られません。おそらく高頭パールとオランダの中間型であるためと考えられます。
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↑この3尾は腹回りこそパール燐が乗っていますが背中周りはちょっと弱いです。浜錦のパール鱗の理想はやっぱり背中までしっかりとあって高頭パールの形質を強く持ちながら、オランダ体型で高頭パールよりも少しスマート気味で、中間の少し崩した二つに割れた水泡状の肉瘤が理想なのでしょうか…。

今のところ鱗のOK基準がわからないのでそれが一番難しいですね。

今回は話の切りどころが見つけられず、長くなってしまいました。それではこれにてパール系の記事の更新完了したいと思います。

次の更新内容は、それほどお話しすることがありませんが、寿恵廣錦のお話になると思います。東錦のお話は12月中旬以降です。それでは以上、鈴木東錦の真髄でした☆
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プロフィール

鈴木東錦の真髄

Author:鈴木東錦の真髄
出身:北海道札幌市
生年月日:1989年8月24日♂
職業:とある場所にて弟子入り修行中
静岡県在住
毎日死ぬほど疲れて更新少し滞るかもしれませんが生きてます。

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