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弥富の金魚日本一大会を見に行ってきました☆part2

みなさんこんにちは、鈴木東錦の真髄です。今回の往復700kmの移動は身体に無理があったようで、ちょっと体調を崩し、咳き込んでおります。長引かなければ良いですが…。

とりあえず11月3日に開催されると思われる埼玉養殖魚祭りのときまでには持ち直したいですね…。

それでは金魚日本一大会の記事パート2です。日本一大会にて出品されていた金魚で、私の好みだったものを載せていきますパート2です↓
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↑説明不要のメジャー品種、琉金・キャリコ流金の当歳です。ウチで琉金を作っていくうえで良い見本になってくれそうです。この尾形と頭と腹回りの大きさの比率を理想として、試行錯誤の後近づけていけたら良いですね。

現状ウチの飼育方法だと、太さを出すこと自体はその気になれば出来ないこともないのですが、頭も同時に大きくなってしまうので、この写真のような小さい頭にはまずなりません。眼幅も広くなってしまいますしね。

おそらく稚魚の時の成長の段階に合わせ、エサの量や回数をコントロールして作っていくんでしょうね。同じように眼幅が狭く尖った口元を持つものとなると…。
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↑南京(ナンキン)です。肉瘤は無く、頭は小さく眼幅は狭く、お腹周りがドカッと大きく綺麗な卵型です。琉金以外だと、この品種の飼育から何か得られるヒントがあるかもしれません。出雲のナンキンになると、飼育難易度自体が困難を極めるとよく聞きますが…。作る前に生かすのが難しいとね…。
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↑なんだただのイケメンか…。親魚の最高クラスというか、部門の優勝魚です。頭の小ささもすごいですが、配色バランスの素晴らしさもさることながら、尾の開き、振り方がまたカッコイイですね…。人間で言うなれば超小顔もモデル体型です。

これ見てるとキャリコ琉金もやりたくなってきますね…。
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↑地金です。尾を開いたときの中央の切れ込み部分の形状が綺麗な将棋の駒形でした。この頭とお腹の丸みは和金には無いものです。横見でも上見でも通用する金魚って良いですよね。水槽も置いて展示してくれてたら良いんですけどね…。
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↑江戸錦の当歳です。フンタンがよく出て、背中の浅葱もとても綺麗です。江戸錦は求められるもののハードルがとても高いんですよね…。まずらんちゅうと共通に肉瘤の形状・背なり・尾形や泳ぎ・ここにさらにキャリコ柄特有の綺麗な黒斑と浅葱色まで求められますからね…。

肉瘤にしたってとても難しく、元々東錦×らんちゅうでの交配で、オランダ系の頭幅に肉瘤が強く出て、ずんぐりむっくりしてしまいがちで、らんちゅうの頭のかたちと肉瘤に、劣性因子である黒斑と浅葱を両立するのがとても大変なのです。

色が良くなれば体型と頭がオランダ寄りに、体型が良くなれば今度は色が…を繰り返して今に至っているもので、この写真のような体型と肉瘤を持つ江戸錦は市場ではほとんど見かけられません。
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↑こちらは江戸錦の親魚です。色彩が素晴らしいですが、頭がドカッと大きく、肉瘤は頭からエラ周りにかけて発達しています。

らんちゅうのようなよくフンタンの発達した上から見ると角ばって見える頭とは大きく異なるもので、江戸錦という品種も難しさが良く伝わってきます。

それでもここ10年で目まぐるしく進化を続けている品種で、それこそ15年前なんて北海道にそんなにキャリコと呼べるような柄のものなんてきてませんでしたからね…。それこそ20年前なんて、札幌では肉瘤の発達したらんちゅうですら都市伝説だと思えるくらい見られませんでしたし…。
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↑うお!なんだこりゃ!朱文金だとは思うのですが、こんな色彩見たことないですね…。モザイク透明鱗系の所謂キャリコではあるのですが、黒と白にうっすら浅葱色…。これはちょっと異彩をはなっていますね…。

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↑茶金と青文魚の優勝魚です。私はこの渋さが好みなのですが、どちらも色彩的に人気が出づらく作り手が少ないのが残念です…。こんなダイナミックな尾の青文魚はもうこの大会以外だと20年近く見てないです…。茶金と青文魚はそれくらい前の時の方が市場に出ているものの質が上だったように思います。
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↑浜錦の当歳です。これぞ真の浜錦…!高頭パールと比較してスマートで頭幅があり、尾の張りがあります。
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↑桜浜錦です。丸手ではありますが、肉瘤に浜錦らしさを感じます。浜錦も他のカラーになると、浜錦本来の特徴が弱くなり、高頭パールに近いものになりがちで、桜・キャリコ浜錦といえる評価を得られておらず、桜色のものですらここまで浜錦らしさを持つものは滅多に見られません。
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↑キャリコ浜錦です。桜浜錦よりもさらに難しく、浅葱や黒斑を出しつつ頭も浜錦の特徴を維持しなければならない…。浅葱も黒斑も弱いですが、頭の形状は浜錦のものにかなり近いです。

ここまで浜錦の特徴を残しつつキャリコ柄を出すのって難しいことなんですよ…。私が思い描く珠錦はこのキャリコ浜錦のさらに上で、あまりのハードルの高さに内心ガクガクブルブルです。
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↑羽衣秋錦です。背中が白色だと普通鱗性でも、背中の鱗よりもさらに深部の黒色素胞が強ければうっすら見えて浅葱色が発現します。

これに全透明鱗で背に強い浅葱の出る天青×浅葱の出ている羽衣秋錦で交配すると、理屈的には全透明鱗×普通鱗=ほとんどが中間型であるモザイク透明鱗が出るはずなのですが、ここまでどちらにも赤色素胞が無い場合、生まれてくるモザイク透明鱗も赤の少ない面白い色彩が生まれてきてくれるかもしれません…。まあそんな簡単だったら苦労しないわけですが…。
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↑こちらは、鈴木東♂(モザイク)×青文魚♀(普通鱗)で得られた個体です。頭と体型と雌の影響が強く出ています。

普通鱗は皆通常のフナ色で、あまり数は残りませんでしたがモザイク透明燐は、こういった色彩が多く出ました。もう少し数が残っていたら、F1同士でやってみたら良いものが出たかもしれません。

こういった結果が過去にウチで出ているので、これが浅葱の強く出た全透明鱗×羽衣系の浅葱が出たやつで多く得られるモザイクだともっと良い結果が出るかも?と思うわけです。

あっ、ウチに今いる三色東海(全透明鱗浅葱)×青文魚で似たような結果出せないかな…。ちょっと状態を見つつ試してみるかもしれません。
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↑うおすげぇ!そうだよこれこれ!こういう水泡眼を作りたいんだよぉ!色彩的にもこれはかなり私のツボを突いてますねぇ…。尾は短いですが、水泡はデカイし何よりも元気に泳ぐ状態の良さに非常に好感をもてました。

私は水泡眼や頂天眼はロングテールのほうが好きなのですが、最近こう考えるようになりつつあります。水泡眼もそうですし、らんちゅうのロングテールである秋錦系やキャリコバージョンの京錦でも多く見られるのですが、尾が長いと、それを背負い込むようなかたちになりやすく、ましてや張りが弱いと垂れ下がり、泳ぎや背なりに支障が出やすいのではないか?と…。
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↑なのでそれらを考慮しての、写真のようなショートテールでバランスのとれた頂点眼や水泡眼が作られるようになったのかもしれません。

最近はそれもグロテスクと見られるようになったのか、大きい水疱を持つものがなかなか見られなくなりました…。
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↑こちらは水泡眼の優勝魚で、長い尾に左右対称の水泡のバランスが素晴らしいですが、インパクトだけで言えば先ほどのキャリコ水泡眼のほうが私は好きだったりします。

このパートはここで一度切りたいと思います。次のパートで日本一大会のお話はラストとなります。ラストは少し短めになるかもしれませんが、その他に今回このイベント以外に寄り道した箇所で購入した金魚が、体調を持ち直しつつあるのでそれの紹介もするかもです。それでは以上、鈴木東錦の真髄でした☆

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プロフィール

鈴木東錦の真髄

Author:鈴木東錦の真髄
出身:北海道札幌市
生年月日:1989年8月24日♂
職業:とある場所にて弟子入り修行中
静岡県在住
毎日死ぬほど疲れて更新少し滞るかもしれませんが生きてます。

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