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三色(キャリコ)東海錦の出来・選別

みなさんこんにちは、鈴木東錦の神髄です。今年は例年より寒さが強い様で、現在札幌の実家に滞在していますが、部屋の窓を開けたベランダに冷凍赤虫をほとんど溶かすことなく保存できる程度には気温が低いです。

私は元々平均体温が37℃前後と高めで、さらに原因不明の代謝亢進もあるためか、体内で熱を作り出す機能が強いため、寒さに対しては滅法強いです。が、この感覚は私の家族内はおろか一般的にも理解されるはずもありません。

何故このお話をするかといいますと、とある誤解をよく耳にする為です。

よく本州の人から「北海道の人は寒さに強い」という声を聞くのですが、むしろ逆で北海道の人は寒さに弱い人が多かったりします。

本州では、元々の家々の作りや窓の厚みが北海道と大きく異なり、主に暑さや湿気対策のために風通しの良さを重視される傾向にあります。

なのでその風通しの良さから秋冬は室内が冷え込みやすく、室内でも厚着をしてしのぐことが多いように思います。

これが北海道の家々の場合だと、保温性を重視した造りで熱を逃がさないようにしているため、炬燵やストーブを使って数か所を暖めるよりも、ヒーター等をケチらずガンガン使い、部屋全体を20~25℃くらいまで暖めてしまおうという作戦になるのです。

一度温めてしまえばその保温性の高さから半袖短パン等の薄着でいても大して問題ないですしね。

こういった文化の違いで私は、北海道を出るまでは炬燵というものを見たことがありませんでした…。まあそんな普段から部屋全体をガンガン暖めてすぐに薄着になる北海道の人特有のスタイルを本州で貫こうとすると…。まあわかりますよね…。

これが北海道の人の真実です。結論としては、私のように寒さに強い人間は珍しく、むしろ寒さに弱い人のほうが多かったりします。

私は普段アパートにいるときは仔引きする予定が無い限り、空調なしで室温10~15℃くらいで生活していますが…。夏はもの凄く苦手なので5月下旬からはクーラーをケチりません。

そんなとある暑がりと北海道の寒さ事情のお話でした。と、ここからはスパッと話題を本題に戻し、三色東海錦制作のお話をしていきたいと思います。まずは種親の軽い解説を↓
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↑東海錦♂(3歳になっても褪色していないもの。兄弟は皆褪色済み)×エゾアズマ♀(仮)(地金♂×鈴木東♀によって得られた桜モザイク個体)の交配によって得られたものです。どちらも雄です。

後天的に黒斑が出始めてキャリコといえなくもないモザイク個体と、褪色しない普通鱗個体です。それぞれが浅葱や黒斑の劣性形質を少なからず引き出せている?と考えているものです。鈴木東孫世代なので可能性は無くは無いとね…。

↑この2尾の種親です。
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↑この2尾の雄に、浅葱色の出た北川辺金魚園様作の三色東海錦♀を仔引きに使いました。今回の仔引きでは、この個体がモザイク透明鱗なのか全透明鱗の括りに入るのかもはっきりし始めててきています。
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↑2016年11月中旬生まれです。まずここから分かることは、普通鱗が1尾も得られなかったことです。

もし雌の三色東海錦が、普通鱗と全透明鱗の中間型のモザイク透明鱗であるのなら、モザイク同士だと普1:モ2:全1の割合で普通鱗は少なからず出るはずで、普通鱗×モザイクだとそれぞれが1:1で得られるはずなのです。

つまり今回の2尾のそれぞれ普通鱗とモザイクの雄と交配し、普通鱗個体が1尾も得られなかったということは、雌の東海錦は全透明鱗形質である可能性が高いということです。

近々の更新で、さらにこの結論を濃厚にする結果の記事を軽くお話することになると思われます。

ちなみに雌が全透明鱗形質の場合だと、モザイク×全透明鱗はそれぞれ1:1、普通鱗×全透明鱗はすべてモザイク透明鱗が生まれます。

つまり普通鱗との仔はすべてモザイク、モザイクとの仔はモザイクと全透明鱗がそれぞれ得られたという結果に今回はなったということです。

それでは写真を挟みつつ、今回の三色東海錦(?)の出来についてお話していきたいと思います。まずは今回ハネ対象になってしまった個体のお話です。
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↑このハネ個体群だけに限らず、今回生まれてきた稚魚たちは、どれも少々尾に厚みが足りず柔らかすぎて、クシャっと崩れてしまうものが多いのが残念です。あと体型が丸く出たものが多いですね。この群の主なハネ要因は、成長遅れ、尾の致命的なヨレ・捲れです。

尾のヨレや捲れも技術一つで減らすことができるのなら、なんとかしたいものです。

一度捲れてしまうと、それは成長と共に強くなっていき、泳ぎに支障をきたすようになります。バランスの悪い泳ぎになれば、今度はそこから様々な疾患を起こしやすくなり、それが最終的には成長遅れや、正常な個体にも病気を蔓延させる原因になりえるのでハネなければなりません。
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↑こちらもハネですが、今回わりと丸手気味の体型のものが多い中で長手に出た個体です。各鰭に東海錦の蝶尾形質が出て丸みがあり、捲れが無ければもう少し長い目で見たいものですが、同時に周りより抜けて大きくなってしまっていたので、断腸の思いでハネることに…。
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↑こちらはセーフ個体群です。ちょっと赤が強かったり多少の欠点もあったりするものもいますが、現段階では致命的な欠点は見当たらないものです。
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↑こちらの群は、中でも種親の雌である北川辺金魚園様の三色東海錦によく似ているものです。現段階では浅葱が出そうな雰囲気の個体はいないですね…むしろオレンジとか出てきちゃってます。

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↑この3尾は、今回の交配における成功体です。黒斑がバランスよく配色され、背中にはうっすらではありますが浅葱色も見られます。尾が少々柔らかかったり、1尾口元が変形していたりと多少の欠点はありますが、出来は群を抜いています。

今後の成長で、黒斑が後天的に消えずに拡がりを見せる様でしたら、ちゃんとしたキャリコ形質といってもいいかもしれません。問題はここから何を交配するかなんですけどね…。

今のところいつになるかわかりませんが、鈴木東♂×地金♀で得られる褪色しない普通鱗個体の雌から体型と劣性因子、頑健さを持ってこようと思っています。地金体型を強く出した綺麗なキャリコの江戸地金が理想ですが、それは現実離れしているので…。
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↑今回の個体群の中で総合バランス1位個体です。少々尾が柔らかく、赤が強く出ているのが残念ですが、体質は強そうですし、何よりも現時点で発現している黒斑の出方に一番将来性の高さが伺えます。

綺麗なキャリコ柄になりそうな個体は、実はこの4,5倍以上いたのですが、どれも普通鱗方の雄の少しすぼみ気味な尾形が強く出てしまっており、ほとんどがここまでの段階でハネ対象になってしまいました…。

それでも色彩的には普通鱗方との交配の方が、かなり好感触が得られていたので、次機会があるのなら、尾形のしっかりした種親を探すか作り出すかしてやってみたいと思います。種親って大事です。
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↑最後に、画質は悪いですが少し面白い個体の紹介を。尾は柔らかすぎるしサイズも足りず、全体的に貧弱な印象を受ける個体ですが、地金に近い体型に見えないこともありません。

もう少し頭に丸みがあるとより地金に近づきそうです。どちらかというと頭のかたちだけ見たら琉金っぽくも見えますね。

まだまだ結論を出すには早すぎますが現時点での結果は、尾が柔らかく出すぎているのが気になるくらいで、体色的には母数が足りないのが残念ですが、わりと好感触を掴むことができました。最終的にここから無事に何尾残るかはわかりませんが、なんとかこの三色東海錦制作計画はしばらく続いていきそうです。

これにて今回の記事の更新を完了したいと思います。次の更新は、今週中にその他・及び交配したもののカテゴリで短めにいきたいと思います。それでは以上、鈴木東錦の神髄でした☆
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プロフィール

鈴木東錦の真髄

Author:鈴木東錦の真髄
出身:北海道札幌市
生年月日:1989年8月24日♂
職業:とある場所にて弟子入り修行中
静岡県在住
毎日死ぬほど疲れて更新少し滞るかもしれませんが生きてます。

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