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鈴木東錦♂×♀の稚魚の成長記録

みなさんこんにちは、鈴木東錦の真髄です。一ヶ月以上の更新できず、ブログにその広告が出てしまうことほど屈辱はないですね…大学のレポートのほうは結局今年中にどうにかなりそうにないので、とりあえずこれ以上こちらの間隔をあけてしまうのはまずいと思い、今に至ります、ハイ。

2日前に鈴木東錦作出者の鈴木養魚場の鈴木正直氏に連絡し、訪問させていただきました。いつもあちこちの方々が訪問に来られるようで、去年の秋に訪問したときは2時間以上お話を聞くことができましたが、今回は他の方がまたすぐに来られるとのことで、30分ほどしかお話を聞くことができませんでした。

最後の訪問にしては、あまりに短すぎました。跡取りがおらず、今年で辞めてしまうそうです。それでも貴重な話を聞くことができたことに変わりありません。写真を撮りたかったのですが、その写真を撮る時間すらなく、すぐに鈴木正直氏は出かけてしまいました…。ほんとお忙しいようで申し訳ない…

肝心な東錦を撮影することができませんでしたが、東錦以外に蝶尾にも力を入れられているようで、今回は撮影時間は1分にも満たないものでしたが、なんとか蝶尾は撮れました。
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私が若干写っていることには目を瞑ってください…。私が今まで見てきた蝶尾の中でも最高クラスの歪みねぇ蝶尾でした。今回は財布がかなり厳しい状況で、購入することはおろかその時間すらありませんでした。

そんなこんなで今回は、かなりバタバタしましたが、11月頃にも一度訪問にお伺いしておりますので、そのとき購入した数匹の東錦と蝶尾から頑張っていきたいと思います。それでは現在育成中の鈴木東錦の稚魚の様子の写真をどうぞ↓今回は受精率は良かったものの、奇形の多いハズレ腹です。身体がねじれた奇形のものは、早い段階に死にました。
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これは生後一週間ほどのときのものです。ブラインシュリンプのみでの育成です。身体の明らかな奇形をハネる最初の選別です。
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これは生後3週間ほどのときのものです。2週間目は忙しく、餌やりしかできていませんでした。写真もないです。本来ならば、ほぼ毎日、微々たる差し水(新水を足す)をするのですが、それすらできず、今回は成長が悪い気がします…まあなんとかなるさきっと…ちなみにこれは3回目の選別です。
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これは選別もれの稚魚、ハネ魚です。成長するにつれて、奇形が目立ってきて見つかることもよくあります。
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これは選別後の残った稚魚たちです。うん、いつもの10分の1もいない…地金のときもっと多かったです。
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現在稚魚は生後一ヶ月を迎えました。ここまで成長すると、普通鱗、透明鱗の区別ができるようになってきますね。これからが楽しみです。ひっひっひ…
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本当はこの倍くらいのサイズ欲しいです…一ヶ月でこの大きさはちょっと厳しい…餌は冷凍アカムシをきざんだものと、市販の乾燥ミジンコです。生きたミジンコなんて手に入らないっす!仮に手に入っても稚魚の成長ペースにミジンコの繁殖追いつきません!
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写真ではわかりにくいかもしれませんが、何匹か透明鱗のもので青色が入る兆候のようなものが見られます。
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今回の選別は、成長遅れのものと、体型のバランス、尾びれの形状での選別です。このくらいのサイズになると、すぼみ尾やつまみ尾など、尾びれの奇形がはっきりしてきます。本当は数少ないのであまりハネたくないのですよ…でもここでしっかりハネとかないと良いものはできないのです…

現在80cmのプラスチックケースでの育成で、サイズアップを図っています。稚魚の成長にしたがって、飼育容器の大きさ、それに見合った稚魚の数の密度というのは非常に大切なことです。こればかりはさすがに経験がかなり必要なようで、私もいつも、タイミングがなかなか見計らえていないかもしれません。

なので、より完璧な良い金魚を作出するには、それに見合った場所が必要になってくるわけです。もちろん養魚場のような広い場所がないので限界があります。とても養魚場の親魚のようなサイズにはどう頑張っても100%なりません。それこそ、その条件をクリアしてしまうような器の稚魚が出てこない限りは…

ちなみに、成長が飛びぬけて大きくなってしまった稚魚、飛び魚は餌をとるのが上手且つ素早く丈夫なので、他の稚魚たちが餌にありつけなくなり、成長にばらつきが出てしまう原因になるのでハネてしまいます。その中にはそういった素質のものもいるかもしれません…逆にそれだけを残していくというやりかたもアリかもしれませんね。

余裕があればやりたいことでありますが、もちろんそんなスペースに余裕がないのでやれません…それに少数精鋭は、常に事故や病気などで、全滅のリスクが伴いますからね…。

鈴木正直氏も仰られておりましたが、まったく同じ条件と同じ選別眼がない限り、同じものは絶対にできないそうです。産卵の時期も5月頃から始めないと、良いものは生まれないとのことで、本来ならば、私の秋の産卵は非常によろしくないそうです。まあ、私は室内でやっており、ヒーターなしで水温を上手いこと19~22℃で安定させて飼育しているので、同じものはできなくても、悪い結果にはならないと思っています。

鈴木養魚場は今年限りなので、もう永久にここの東錦は手に入りません。鈴木東錦というのは、この養魚場に来た人たちがブランドと言って勝手に一人歩きしてつけられた名前だそうで、そういった名前は無いとも仰られていました。それでも私はやはり、他の東錦と姿形が異なる全くの別格なので、鈴木東錦として区別していきたいと思います。

現在あちこちで出回っている鈴木系統の東錦というのは、この養魚場の東錦と他の東錦とをを使い作り出されたもの、純血同士で作り出されたもの、まったく異なる鈴木を冠した偽物、等々です。稀に良い姿のものを見かけますが、養魚場に3度足を運び、見てきた私の目から言わせていただきますと、鈴木養魚場の東錦とまったく同じ姿のものは一匹たりとも見たことがありません。親魚のサイズで売られているものも見かけますが、本来の鈴木東錦は、色柄、特に黒が強くなり始めたりこそしますが、体型や尾びれの長さやバランスそのものは、稚魚の頃からそこまで変わらず、丸手になったりすることはまずありません。

このあたりに、一般の人と鈴木正直氏の選別眼の違いが出てきて形が変わってしまうのです。私自身も、本来の正しい姿の鈴木東錦を忠実に残していきたいと思ってはいますが、どこまでやれるかは正直わかりません。少し前に、地金と鈴木東錦をかけた稚魚の姿に100億の閃光を見ましたから…まともに育ったのは、たったの一匹です。体型は上手いこと地金を引き継いではくれましたが、尾びれは若干縦むきの切れ込みの深い、長めの四つ尾です。
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この写真でわかると思うのですが、青がまったく入らなかったのです!ナンテコッタイ!つまり、鈴木東錦をかけると地金の特徴が失われ、地金をかけると鈴木東錦の特徴が失われてしまうのです。ここでまずやることは、地金との戻し交配をすることにより、地金の尾びれを復元させ、そこから出るモザイク透明鱗の青が少しでも強く出た固体を残していく、を繰り返すことです。

最初に鈴木東錦を使ったことは、決して無駄にはなりませんでした。尾びれは鈴木東錦自体も、決して長くはないほうなので、極端に長くなりませんでしたし、なによりも、地金の課題である体質が改善されたのです。これがかなりプラスになりました。勝負はここからですね。ただモザイク透明鱗の地金を作るだけなら江戸地金と似たような姿になるかもしれませんが、さらにそれに青を強くするとなると、難易度はガツンと跳ね上がります。魂の挑戦ですね…

とまあ、こんな感じにやっております。就職活動のほうは、現在も単位が危うく、授業とレポートに勤しんでおり、ほとんどできていない状態です…。そん就活で大丈夫か?と言われそうです…**大丈夫じゃない、問題だ**。とりあえず、方向的には鈴木正直氏にもお聞きしてみたのですが、いつか養魚場を立ち上げたいのであれば、水産系か、農業系になるとのことらしいです。今と昔とでは時代が違うので、養魚場をやるのはかなり厳しい道だそうです。農業から養魚場を始めて40年間やってきたプロが言うのですから間違いないのでしょう。

具体的な道がまだまだ決まっていないので、なんとも言えませんが今やっているこの作業だけは、なんとしても続けていきたいと思っています。以前ブリストルを繁殖したときは、100匹ほど余ったので、実家のいきつけの熱帯魚ショップに置いてもらい、それのうけが思った以上に良かったらしく、このペースであれば、次から取引先にしてもらえるかもしれないとのことです。もちろんその分け前なんて微々たる物で、とても暮らしていけるレベルではないのでしょう…。

仕事しながらそれもやる、というやり方ならなんとかできる可能性は決して0では無いはずです。ましてや養魚場を立ち上げる、ということに至っては限りなく0に近いものですが、決して諦めたくはありません。今はそんな感じです。もしかしたらこのブログ見てくださった方の中に同士がいるかもしれませんしね・・・私たち若い世代でもこの文化を失うことなく語り継いでいくんだ!ってね…

さて、今回は張りきりすぎてしまい、もしかしたら文章が最長になってしまっているかもしれません。そろそろ自重したいと思います。次の更新は、帰省したときに年末に一回するか、年明けになるかもしれません。それでは、この長いブログを見てくださった方々の行く先に幸福があることを祈ります。みなさん、良いクリスマスを、そして良いお年を!以上、鈴木東錦の真髄でした☆
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プロフィール

鈴木東錦の真髄

Author:鈴木東錦の真髄
出身:北海道札幌市
生年月日:1989年8月24日♂
職業:とある場所にて弟子入り修行中
静岡県在住
毎日死ぬほど疲れて更新少し滞るかもしれませんが生きてます。

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