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前回の稚魚たち様子、それと事件!

皆さんこんにちは、鈴木東錦の真髄です。今日は夏バテなのかちょっと体調を崩してしまい、研究室の作業を休んで試験勉強をしつつ、ブログの更新に踏切りました。この一ヶ月間で親魚の水槽が2度もエライことになりました。

まず、研究室の作業がハードで疲れて帰ってくることが多く、今日は換水やめて明日にしよう、というのが間違いだったのかもしれません。親魚の水槽で鰓病が大蔓延しました。発見が早かったからよかったものの、その水槽を全換水し、イソジン液を散布して消毒し、天日干しするという肉体労働を強いられることになってしまいました。

そこにいた親魚たちは、60cmほどのプラケースにすべて隔離し、エルバージュを投与と0.8%濃度の食塩浴に100%新水でエアレーションを強くして3日ほど手に汗握りながら様子見になりました。鰓病というのは、一般的に常在する菌などに感染して、その症状が鰓に起こってしまう、といった感じでしょうか。

つまり、鰓病と一くくりにしているだけで、実際は原因菌はすべて同じというわけでなないのです。私はあまり難しいことはわかりませんので、とりあえず鰓病を疑うときは、動きや鰓の動き、呼吸のしかたを見ます。

今回は、すべての親魚が、エアレーションの空気が出ている場所に、皆まとまって水面近くを苦しそうに呼吸していたので一発でわかりました。わかりにくいときだと、そういった行動ではなく、鰓が閉じたまま、開いたまま、片方しか動いていない、鰓が黒っぽく、もしくはピンク色っぽく変色している(通常は深い赤色?)など、しっかり観察していないとわからないこともあります。

この鰓病大蔓延は、まあなんとか処置が早かったおかげで、全員助かりはしたのですが、本当の恐怖は、消毒した元の水槽に戻して3日後に起こりました。それはもう悪夢でした。

ヘルペスウイルスが再発したのです。

これに関しては、私もほとんどの事はわかっておらず、一ついえることは、見た目に病気にも何にもなっていない金魚たちが、いきなりバタバタ死んでいく、です。これに発病したときは、力なく水面を泳ぎまわったり、底に沈んで休んでいると思いきややたらに呼吸回数が多かったりで、鰓病と区別がつかないこともあります。このウイルスは、一般的な飼育温度で活動しているものなので、いつ罹るかわかりません。

死んだ金魚は、時間が経っていなくても鰓の色がピンク色に変色している、臓器が若干膨れている、といった状態のことが多いです。今のところ決定的な治療方法は見つかっていませんが、どこまでもつのかはわかりませんが、免疫を獲得させることはできるようです。方法は、昇温処理です。温度を上げるわけです。

ヒーターを使い、温度を34℃付近まで上げると、その付近の温度だとウイルスが活動しなくなるのです。本来ならば、3日以上の時間をかけてゆっくり水温を上げるべきなのですが、病魔は待ってくれないので、私は1日半程度でその温度まで様子を見つつ上げてしまいます。その温度まで上げて、2,3日して元気になれば、免疫獲得したと思ってもいいと思います。

ここで注意するべきことは、高温にすれば、金魚たちも身体の各器官が活動的になりますが、それと同時に一部の病原菌も活動的になってしまうことです。当然水が汚れた状態で水温を上げれば、別の病気に罹ってしまうリスクもあるわけです。今回の私の場合は、全換水と消毒をした水槽で三日後に起こったことなので、急いで換水する必要もありませんでした。

今回のヘルペスウイルスと考えた理由は至極簡単でした。死魚が出たのです…以前紹介した親魚の地金の雌が死にました。水の底に横にひっくり返って死んでいました。他の親魚たちは元気だったので、薬浴や水槽移動の環境の急変に耐えられなかったのか、と判断してしまいました。次の日、地金の雄まで死んでいました。同じ死に方でした。これは嫌な予感がする…ヘルペスウイルス再発だ!と、大慌てで昇温処理をしました。地金は2匹の親魚、稚魚もろとも全滅してしまいましたが、なんとかその他の鈴木東錦や、死んでしまった地金の雌と鈴木東錦の雄との貴重な仔も救うことができました。
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青がまったく入らず、鈴木東錦らしさなんてあったものではありませんが、透明鱗で地金を思わせる体型に、切れ込みの深い縦向きで大きく伸びた尾びれは、オーロラを思わせます。地金のような体型で透明鱗でここまでしっかり育ってくれたのはこの写真の稚魚だけで、あとの稚魚たちは小さく、あまりしっかり育ちませんでした。ちなみに雄です。こいつが死んだら鼻から脳味噌飛び出るかもしれません…2年近くかけて生み出せた貴重な仔なので…。

ヘルペスウイルスは、現在流通されている金魚たちのほとんどが陽性(感染状態で発病していない、もしくは免疫もち)であり、陰性のものは少ないです。主に、外からの金魚の血統をほとんど入れることのない養魚場の金魚などが陰性であることが多いです。鈴木東錦はすべて陰性であり、昇温処理をする必要がありました。まあ感染しても発病しなければ問題ありませんがね…。

簡潔に言うと、昇温処理の意味は、意図的に感染させて、発病させずに免疫を上手いこと獲得させる、と言った感じでしょうか。間違ってるかもしれないので、私の説明をあまり鵜呑みにしないほうが良いように思いますが、参考程度にでも見ていただけると嬉しいです。昇温処理をしても、再発する可能性は決して0ではないことを常に注意するべきです。

さて、大分話が長くなってしまいましたが、前回の稚魚の様子を載せていきたいと思います。まずは前回横見と上見の両方の写真を載せた東錦の稚魚です。
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この一ヶ月近くで、他の稚魚たちと比べて一番良い成長をしたように思います。やはり赤は出てきてしまいますが、最初に仔引きした稚魚たちとくらべると今のところ、赤はかなり少なめに感じるので、これからが実に楽しみです。青色が出てきているものも何尾か確認できます。

次に、最初に仔引きした東錦の稚魚たちと寿恵廣錦です↓
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まずは東錦の紹介です。
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黒色が強くなり、太みも増して私好みのイカツイ感じになってきました。
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…成長止まってない?そんなゆっくり成長して大丈夫か?大丈夫じゃない、問題だ。まあ今後に期待しましょう…
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私の眼から見て、さらに青色(浅葱色)が強くなったように感じます。太みも出てきて、肉瘤もうっすらと確認できるようになりました。今後が楽しみです。他の兄弟たちは、屋外飼育で一日2回ほどしか餌もやれておらず、毎日換水しているこの稚魚たちと比べると、成長も悪く、赤も強く出てしまっています。今度撮影予定です。

次に、寿恵廣錦です。
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動きが速過ぎてなかなかしっかり撮れません…
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一回り大きくなったかな…?まだまだサイズがほしいところです。
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こちらは、写真ではわかりにくいのですが、尾びれの上部にヨレができてしまいました。きっと改善はできないと思われますが、尾びれ全体が畳んでしまったわけではないので、もし種親に使用するとしても何の問題もありませんね。WEBコンテストでは微妙かもしれませんが…。

最後に、私が仔引きした寿恵廣錦の紹介です。横見の撮影は小さすぎるのと動きが速過ぎるのとで撮影できなかったのであしからず…
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もうちょっとしっかり成長してきたら横見も頑張って撮影します…。というわけで今回もかなり長くなってしまったので、この辺にしておきたいと思います。以上、鈴木東錦の真髄でした☆
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No title

お疲れ様です

ヘルペスウイルス・・・聞いた事あるような無いような・・・

立て続けに2匹死んでしまうのは残念でしたね、全換水後の悪夢

お気の毒です、菌は温度の上昇と共に活発ですか、言われて見れば

その通りですね、まさに諸刃の剣みたいな感じですね

寿恵金魚の色がキラキラしててカッコいいです
プロフィール

鈴木東錦の真髄

Author:鈴木東錦の真髄
出身:北海道札幌市
生年月日:1989年8月24日♂
職業:とある場所にて弟子入り修行中
静岡県在住
毎日死ぬほど疲れて更新少し滞るかもしれませんが生きてます。

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