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寿恵廣錦の飼いこみ・松かさ病についての考察

新年あけましておめでとうございます。…というのは一か月前の話…鈴木東錦の神髄です。メインにやりたい東錦の記事があまり無い…ドウイウコトナノ

先月1月25日に山梨に戻って参りました。この辺りもそこそこに積もったようで、あちらこちらに雪が残っていますね。

いつも心配でガクガクブルブルしていますが、一か月半放置してあった金魚は、1尾も落ちていませんでした。まあこの寒い時期だし、むしろそんなに触らないほうがよかったりするんですよね。

まあいつも1~2ヶ月くらい戻っている間、放置していてもアレが死んで腐って部屋に腐敗臭がしまくってやばいことになってる!…なんてこと起こったことは8年住んでて一度もありませんけどね…。時々忘れてて気づかないうちに、何尾かが行方不明(?)になったりしてることがありますが…エッ

おそらく何かしら弱って死んで共食いしてキレイに食べられてしまったんだと思います…。

まず今回のタイトルの寿恵廣錦の雌親、前回だか前々回だかの際に、松かさになった状態で冬眠放置しててやばい!っという状況だったのですが…。まずそのお話からしていきましょう…↓↓↓
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↑…どうしたら良いんでしょう…とりあえず水温が、水面凍るくらい低いためか、症状は先月からそこまで進行してはいないのですが、このままだとどの道100%死んでしまうんですよね…。下手に叩き起こせばそのダメージで逝ってしまいそうだし…。

ここで、一般的な松かさ病の原因を考察していきましょう。主な症状と原因は↓↓

・エロモナス菌(エロモナス・ハイドロフィラ…常在菌で人間における食中毒の原因物質。カキや淡水魚など)の体内での感染症
・排泄障害によるアンモニア蓄積
・抱卵状態の卵詰まり
・肝機能不全
・急な環境変化による個体の免疫低下

…等々のことから起こる症状として、腹水が溜まり、お腹が膨れ上がり、目が飛び出し鱗が逆立つ状態になり、排泄が止まります。

治療方法としては、観パラDをエサに滲み込ませ乾燥させてやる薬餌や、100%新水+0.5%濃度の食塩浴が鉄板だと思います。

食塩浴は、大概の病気の治療や新しく迎え入れた金魚に対して行う病気の予防としても有効ですが、これは何故かというと、塩の持つ脱水作用によって、寄生虫を脱水状態にさせて死滅させたりする殺菌効果があるためです。それ以上に大きい効果が、浸透圧に及ぼす効果なのです。

金魚の体内にも塩分があり、これを常に調節しながら泳いでおり、その体内塩分濃度が約0.6%前後なので、水槽内の塩分濃度をそれに近づけてやれば、それによる体力消費を抑えられるという寸法です。

簡潔に言えば、金魚の自己治癒力強化の効果があるということです。

以上のことから分量は、少なすぎても意味が無いし、多すぎると浸透圧により、金魚の体内から水分が外に出て致命的ダメージにもなりえるのでちゃんと計算して測りましょう…。

一応適当な60㎝水槽でもって例に挙げると…↓

例:縦60㎝×横25㎝×深さ(水量)28㎝×0.005(0.5%濃度の食塩)=210(g)

…というような感じの計算になると思います。ちなみに私は濃度計算は大学で学びました…。塩は種類によっては、アルカリ性のものでPHショックで死ぬこともあるので注意しましょう…。私はスーパーとかで5キロ売りしてる安い塩を使ってます。

食塩浴についての話になってしまったのでここで戻します。もう一つの治療方法が、純ココア浴です。

0.05%濃度から水換えをしつつ0.02%に三日間で薄めていく…というやり方です。これには諸説あり、そう信頼に足るレベルの効果が望めていないのが現状ですが…。主な効果としては、整腸と原因菌活性抑制と殺菌です。

水温が15℃以下であったりすると、腸内でココアの油脂分が固まって腸閉塞を起こす場合があるのでヒーターで20℃近くまで上げると良いかもしれません。金魚も活動的になりますしね。

ただ、今回の私のように水温が2,3℃しかないような環境からこんなことをすればどうなるか…もうやるしか無いよね…。

基本的に松かさ病は、決定的な治療法もまだ無く、完治もしにくく再発も多いので非常に厄介な病気です。私自身は過去20年間で、6回やらかしたことがありますが、完治したのは1尾の高頭パールだけで、それ以外は全部落ちてしまっています…。

罹ってしまったら、今回は運が悪かったと思いながら最善を尽くしています…。それくらい難しい病気です。この病気の治療でやってることを簡潔にまとめると↓↓↓

・体力消費を抑えられる環境を作る
・消化・排泄を助けてやる
・体内の病原菌を殺菌する

以上の事を早期発見して上手いことやるのが克服のカギであると考えています。

さて…長々病気の話になってしまいましたが、その寿恵廣錦の雌親から繋いでいる稚魚たちの紹介をしていきましょう↓
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IMG_0256.jpg

↑なかなかGREEN様のようにはいきませんね…。札幌から持ち帰ってきた8尾のエリート隊です。もう少し身体に厚みが出て、ムキムキマッチョになってほしいところです。現在はおとひめS2と冷凍赤虫(クリーン)1ブロックを交互に2時間に1回、様子を見ながらやってます。水温は18~20℃です。

あまり餌をやりすぎて泳がなくなっても尾が引き締まらずダメだと思うので、その辺を様子見つつ、飼いこんでいます。今はなんともありませんが、今回は順風満帆にはいかず、エラ病をやらかしてしまいました…。

持ち帰ってきたその日はなんともなかったのですが、次の日夜くらいに…

私「ん?飛行機と電車移動しても昨日あんな元気だったのになんか変だな…やっぱ疲れてるんだな…ちょっと餌やりはやめとくか…」

寝る前

私「とりあえず心配だし半分水換えして食塩浴しとくか…」

次の日朝

私「さて…稚魚は大丈夫かな?ん…?」

上から見ると…。

私「あっこれは…エラ病だな」

すべての個体の鰓が通常より大きく開いている、または開きっぱなしでした…恐ろしい。これも基本的には常在菌が呼吸器に感染して…というのがほとんどで、プロの方々でもよく失敗するそうで

プロ「エラ病は交通事故みたいなものだ…アレばっかりはしょうがない…」

と言うくらいです。やることは、とにかくエラを綺麗に掃除してやるような気持ちで、100%新水+食塩浴+エルバージュに、水槽4つ角に強めのエアレーション。さらに使用していた水槽は、イソジン散布してスポンジでこすり洗いの後、昼間に天日干し。そして夜に水洗いして再度乾燥…。

重症化する前日夜に水換えと食塩浴をしたのが吉と出て、進行を多少抑えることが出来た為か、奇跡的に1尾も落ちませんでした。エラ病は非常に理不尽なもので、ヒドイ場合だと罹って数時間で死ぬこともあります。それこそ夜中に罹って朝起きたら死んでた…とかね。

まあ呼吸器の病気ですから…呼吸困難がいきなり起これば人間だって当然死にますしね…。次の日の昼には、鰓も元通りに落ち着き、元気に泳ぎ回るようになっていたので胸を撫で下ろしました。

とまあ、若干の暗雲も立ち込めたりもしましたが、無事エラ病を克服して本調子になってきたし、この8尾以外にも実家に20尾くらいは予備を残しているので(兄の管理)、寿恵廣錦の前途は非常に明るい…と思いたいです。

それでは今回の更新を完了したいと思います。珍しく次の記事のネタが、どのカテゴリも中途半端な感じで目途が立ちませんが、なんとか今月中にもう一発更新したいと思います。以上、鈴木東錦の神髄でした☆
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真髄さん。こんにちは。

寿恵廣錦の稚魚のグレード高いです。
勿論、種親も良いでしょうが、育て方が上手ですね。

松かさの治療方法がカンパチさんのブログ”まぁるく生きよう!”に
あります。
http://ameblo.jp/kanpachi-diary/theme3-10093759197.html
参考にして下さい。
プロフィール

鈴木東錦の真髄

Author:鈴木東錦の真髄
出身:北海道札幌市
生年月日:1989年8月24日♂
職業:とある場所にて弟子入り修行中
静岡県在住
毎日死ぬほど疲れて更新少し滞るかもしれませんが生きてます。

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